以前は二間続きの和室が、物置になっていて、カビも生えていました。 仏間があった場所はキッチンへと生まれ変わりました。
~新旧が息吹を与え合う家~
日常使用されない田の字の和室と廻り縁が大切に保存されるあまり、居住部分の為の増築が繰り返され、生活動線ばかりが長くなっていました。
今回の相談も当初はそれに則した内容でしたが、和室の一部を生活空間に取り込むことで座敷も含めて活用できる住まいを提案しました。
また、冬場の寒さ対策についてはコミュニケーションを取り、断熱性と古民家の風合い両立する着地点を探しました。
リフォーム Before After
以前のキッチンは壁向きのL字型で、作業動線の悪く、寒さの問題がありました。吹抜天井で断熱施工を施し、明るさと暖かさを確保しました。虹梁とステンレスのキッチン、ウォールナットの床材が空間を引き締めます。
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有限会社 道建設 施工例
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カウンター側の収納を造作しました。ケヤキで造作したカウンターと建具が古材と融合しています。
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DKの隣に小上がりの畳コーナーを設けました。ちょっと腰をかけたり、洗濯物をたたんだり、ご主人様のくつろぎのスペースとしても重宝しています。